お日様の光で新生児黄疸を治療できますか?ナイジェリアの報告。
寒い日が続き、お日様の光がありがたい!と思う毎日です。 このお日様の光が、「新生児黄疸」の治療法確立のきっかけになりました。 黄疸の治療については、以前にも書きました。 今日は新生児黄疸と、太陽光のお話をしてみます。 光…
寒い日が続き、お日様の光がありがたい!と思う毎日です。 このお日様の光が、「新生児黄疸」の治療法確立のきっかけになりました。 黄疸の治療については、以前にも書きました。 今日は新生児黄疸と、太陽光のお話をしてみます。 光…
子どもが頭を打ったとき、頭部CTを撮るかどうかについて、有名な基準があります。 それが、PECARNルールです。 PECARNルールについては、以前書いたことがあります。 PECARNルールは、”外傷性脳損傷…
「丹波霧」を知っていますか? 丹波はコンパクトな盆地となっているので、とても濃い霧がよく発生します。 霧が出る日はよく晴れる、霧が濃い日は濡れる、霧が黒豆をおいしくする、などなど。 丹波で生活していると、霧はよく話題にな…
0-2歳くらいの子どもって、何でも口に入れますよね。 ボタン電池はキラキラ光って、つるんとしているので、誤飲事故が起きやすいです。 「ボタン電池を飲んだら、大変なことになってしまうんじゃないの」と、医療者ですら不安になる…
「発熱で敗血症を推定しようとしていた時代は確かにあった。SIRSといってね。2015年までは、たとえば発熱38℃と白血球12000あれば敗血症だったよ」 「今は呼吸数と意識状態と血圧です」 子どもの診かた、気づきかた 小…
身長が-2SD未満であることを「低身長」といいます。 -2SDとは同じ年齢、同じ性別の人を100人集めたときに、前から2番目か3番目くらいになる身長のことを指します。 低身長の子どものうちの5-10%は「成長ホルモン分泌…
論文を書く機会も、査読する機会も増えてきました。 良い論文を書くために、良い査読をするために、どうすればいいのでしょうか。 ……と悩んでいたときです。 「そうだ、自分の論文を査読してみたらいいんだ。そうすれば自分の論文の…
2017年から小児科専門医になるための条件として、論文を書くことが必須となりました。 そのため、あまり論文に慣れていなかった医師でも若手医師の論文を手伝いをする機会が増えたと思います。 今回紹介するのは、この本「労力を無…
以前、「保育園に通うと喘息になりやすいか」について書きました。 保育園に通っても、喘息は増えないと私は書きました。 では、保育園に通うと風邪はひきやすくなるでしょうか。 今回は、保育園と風邪の関係について書きます。 保育…
2021年7月、丹波市からの要請を受けて、新型コロナウイルスの集団予防接種会場に行ってきました。 6時間、ひたすら予診をし続けました。 結構疲れました。 今日は、集団予防接種における予診の役割について考えてみます。 予防…