小児科クリニック「開業1年」で気づいたX線装置の必要性。
あっという間の1年でした。 というには、いろんなことがありすぎまして。 正直なところ「え、これだけやってようやく1年なの?」という気持ちです。 「これから開業する人のために役立てば」と思い、備忘録を残しておきます。 今回…
あっという間の1年でした。 というには、いろんなことがありすぎまして。 正直なところ「え、これだけやってようやく1年なの?」という気持ちです。 「これから開業する人のために役立てば」と思い、備忘録を残しておきます。 今回…
子どもの食物アレルギーでお悩みのご家庭は多いと思います。 食物アレルギーの診療は「薬を出してハイ終わり」ではありません。 負荷試験のタイミング、摂取量の設定、合併するアトピー性皮膚炎や気管支喘息のコントロールなど、診療内…
子どもが頭を打ったとき、頭部CTを撮るかどうかについて、有名な基準があります。 それが、PECARNルールです。 PECARNルールについては、以前書いたことがあります。 PECARNルールは、”外傷性脳損傷…
0-2歳くらいの子どもって、何でも口に入れますよね。 ボタン電池はキラキラ光って、つるんとしているので、誤飲事故が起きやすいです。 「ボタン電池を飲んだら、大変なことになってしまうんじゃないの」と、医療者ですら不安になる…
乳幼児は1年に平均6-8回、風邪をひく。 小児の咳嗽診療ガイドライン2020 p108-109 子どもはよく風邪をひきます。 典型的な風邪の経過は、2-3日続く発熱と、2週間続く咳や鼻汁です。 風邪が時々であれば、パパも…
胎児エコーや、生まれてからのエコーで、赤ちゃんに水腎症が見つかることがあります。 胎児エコーでは500人に1人が水腎症と言われます。 生まれてからのエコーでは、1000人から2000人に1人が水腎症と言われます。 小児先…
以前、生後3か月未満の発熱に髄液検査が必要か論じたことがあります。 近年はプロカルシトニンを利用した基準があり、Step by StepとPECARNを紹介しました。 Step by Stepの対象は日齢22から日齢90…
妊娠中のお母さんがかかると、赤ちゃんに悪い影響をおよぼすリスクがある感染症がいくつかあります。 トキソプラズマ(Toxoplasma)、梅毒(Other)、風疹(Rubella)、サイトメガロ(Cytomegalo)、単…
「食物蛋白誘発胃腸症」という言葉を知っていますか? もしくは「消化管アレルギー」という言葉を知りませんか? さすがに最近は「ミルクアレルギー」という言葉は使われていないと思いますが、もし知っていれば同じ病態を指します。 …
病院側への賠償命令確定 救急搬送、帰宅後に死亡 頭痛を訴えて長野県波田町(現松本市)の町立病院に救急搬送された男子生徒(当時13歳)が帰宅直後に死亡したのは、担当医が必要な検査を怠ったためだとして、横浜市の母親が病院側に…