オーケン「冬用の品は高いんですよ。需要と供給の関係」
クリストフ「需要と供給の関係で俺の商売はあがったりだ」
アナ「まあ、氷は売れそうにないわね」
アナと雪の女王
いくら供給しても、需要がなければ意味がないわけです。
どのような医療記事が求められているのかを、2017年1月の記事閲覧数から考察してみましょう。
第5位
痛くない注射!子どもを泣かさない小児科医の9つのワザ。
予防接種はすべてのお子さんが受けますし、注射されて泣くわが子をかわいそうに思うお母さんは多いのでしょう。
第4医
7歳の女の子の胸が大きくなったとき。乳房腫大の症例提示。
実際に乳房腫大で悩んでいる方に見てもらったというより、単純に興味をひいたという印象でした。
第3位
母乳のほうがいいって本当?小児科専門医が母乳を推奨する理由。
母乳が尊いと叫びすぎて、母乳が出ないお母さんのストレスになってしまうということだけは気を付けつつ、できるだけ母乳で育てやすい環境を提示するのも小児科医の役目なんでしょう。
第2位
その小児科で大丈夫?子どもを受診させる不安と克服法。
小児科を知ってもらって、不安を和らげるのがこのブログの目的です。
お父さん・お母さんのお役に立てTれば本望ですので、リクエストがあればメールとかtwitterとかで教えてください。
第1位
1歳6か月健診で歩けない、言葉が出ないは異常?小児科専門医の視点。
健診もすべてのお子さんが経験しますので、関心が高いのでしょうね。
総評
閲覧数からは、インフルエンザとか川崎病とか夜尿症とかそういう病気の各論よりも、母乳や健診、予防接種のような総論のような内容が求められているように感じました。
健診は1歳半以外にも、1か月健診、4か月健診、10か月健診、3歳健診もあります。
小児科医の視点はそれぞれ違いますので、それも書いて行きます。
あまり人気のなかった各論ですが、インターネット上の疾患知識はいい加減なものが多いので、あえて需要を度外視して、各論に関してもできるだけ正確な知識を提供していきたいと思っています。
WELQのような信頼性のない医療情報を鵜呑みにして、間違った医療(とは呼べないようなもの)を受ける子どもを減らすために、できることをします。
そして、実際に患者さんを診るうえで医者が考えていることを書きたいです。
単なる病気の知識ではなく、小児科医の立場から、実践的な知識を提供できるといいなと考えています。
なお、翌月の人気記事はこちらです。