これだけは知っておいてほしい細菌とウイルスの違い2つ。
細菌とウイルスの違いを説明できますか? 皆さんがよく知っている細菌といえば、ビフィズス菌とか、納豆菌とか、乳酸菌とかでしょうか。 皮膚炎を起こす菌としては、ブドウ球菌とか、アクネ菌とかが有名です。 O-157のような大腸…
細菌とウイルスの違いを説明できますか? 皆さんがよく知っている細菌といえば、ビフィズス菌とか、納豆菌とか、乳酸菌とかでしょうか。 皮膚炎を起こす菌としては、ブドウ球菌とか、アクネ菌とかが有名です。 O-157のような大腸…
今回はこんなご質問です。 マイコプラズマ抗原陽性の4歳男児。クラリスロマイシン3日間投与で解熱せず、トスフロキサシン3日間投与でも発熱持続。 ステロイド投与を検討しています。 抗菌薬はどうすればいいですか? 難しい質問を…
2018年6月2日-3日、PALSのインストラクターに行ってきました。 PALSというのは、子どもが危険な状態になっていることを速やかに認識し、素早く安定化させる技術のことです。 子どもが呼吸の問題でピンチになっていると…
咳は、発熱に次いで小児科外来の患者さんに多い症状です。 患者さんが病院に来る理由のことを医学用語では「主訴(しゅそ)」といいますが、今日の小児科外来で最も多かった主訴は「発熱、咳嗽(がいそうと読みます。いわゆる咳のことで…
「医者がドラッグストアで薬を買うことなんてあるんですか?」 もちろんあります。 医者もカゼをひきますし、特に小児科医はカゼの子どもと濃厚接触しますから、いくらマスクや手洗いで防御してもいろいろカゼをもらいます。 総合感冒…
日常診療の一コマです。 このとき小児科医は何を考えていると思いますか? ちょっと小児科医の頭の中を覗いてみましょう。 どうでしょうか。 おそらく、一般的なお母さんの気持ちとは違うのでないのでしょうか。 レントゲン検査はと…
医学は日進月歩です。 新しい検査法や、新しい抗生剤が開発され、細菌の抗生剤耐性株の比率も変化し、そのたびにガイドラインが変更されます。 今回は、小児呼吸器感染症診療ガイドライン2017の変更点を書きます。 そして、そこか…
2018年8月19日追記:記載を具体的にしました。 子どもが病気になったら、学校をお休みさせると思います。 学校を休む理由は2つあります。 子どもにしっかり休養をとらせるため。 他のクラスメートに病気をうつさないため。 …
2017年3月15日に更新。 「マイコプラズマ肺炎は、場合によっては第3種の感染症に含まれる、その他の感染症」という表記が正確であるため、修正しました。 発熱と咳で受診した5歳の子どもで、レントゲンやマイコプラズマ抗原検…
オゼックスという抗生剤が、マイコプラズマに対して処方できるようになりました。 これにより、マイコプラズマの治療がどう変わるのかを考察します。 マイコプラズマ肺炎の治療 マイコプラズマといえば、肺炎を起こす細菌です。 マイ…