「アトピー性皮膚炎を根本治療するために原因を知りたい」にどう答える?
「アトピー性皮膚炎を根本的に治したいです。原因はなんですか?」 外来では、こういう質問を時々受けます。 今回は、アトピー性皮膚炎の原因、そして根本治療について相談されたとき、私がどう答えているかを書きます。 質問の背景を…
「アトピー性皮膚炎を根本的に治したいです。原因はなんですか?」 外来では、こういう質問を時々受けます。 今回は、アトピー性皮膚炎の原因、そして根本治療について相談されたとき、私がどう答えているかを書きます。 質問の背景を…
気管支喘息では、しんどくなったとき(急性増悪時)の治療は重要ですが、「しんどくならないための」治療はさらに重要です。 喘息でしんどくならないために、喘息を上手にコントロールするためのプランを「長期管理」ともいいます。 喘…
お子さんが成長して離乳食の時期になると、新しい食べ物に日々挑戦することになります。 「今日から卵を始めてみよう」 という日が、必ずやってきます。 そのとき、ちょっと口周りが赤くなってしまったり、もしくはアレルギーが怖くて…
不安に打ち勝つには、知識が必要です。 子育て、子どもの病気、ホームケアについての知識です。 知識があれば、不安が和らぎ、気持ちに余裕ができて、受診の効率・効果が上がります。 そして、それはお子さんのために繋がります。 【…
アドレナリンはアナフィラキシーに対する第一選択薬であり、最も重要な薬剤と言ってよいでしょう。 アドレナリンを適切に投与することで、アナフィラキシーによる死亡を防げます。 私は食物経口負荷試験を年間200件ほど行っています…
新型コロナウイルスの予防接種。 私も来週には接種します。 世界的には2021年2月末時点で1億4千万人以上の人が接種されています。 多くの人が新型コロナウイルスの予防接種を受けるにつれ、アレルギーのリスクについても分かっ…
食物アレルギーの「治療」について、以前に書きました。 その中で、経口免疫療法ではありますが、牛乳3mlを1年続けた5歳以上の小児12人のうち、4人で大きく閾値が上がった(25mlまで飲めるようになった)という報告を紹介し…
大麦アレルギーについての情報が、なかなかないです。 pubmedで「Barley Allergy」と検索してみても、ほとんどHITしません。 大麦アレルギーについて分かっていることは、ほとんどありません! 私がアレルギー…
小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020が出ましたね。 前回が2017でしたので、3年ぶりの改訂です。 3年前に2017が出たときも、何が変わったのかについてブログに書きました。 2020のガイドラインを読んで思った…
この夏、たくさんの「とびひ」を診ました。 アトピー性皮膚炎の子どもをたくさん診ているためだと思います。 「とびひ」は、医学用語でいうと「伝染性膿痂疹」といいます。 夏の小児科外来ではよくある病気です。 今回は、とびひの治…