大麦アレルギーの特徴と、血液検査の有用性について。
大麦アレルギーについての情報が、なかなかないです。 pubmedで「Barley Allergy」と検索してみても、ほとんどHITしません。 大麦アレルギーについて分かっていることは、ほとんどありません! 私がアレルギー…
大麦アレルギーについての情報が、なかなかないです。 pubmedで「Barley Allergy」と検索してみても、ほとんどHITしません。 大麦アレルギーについて分かっていることは、ほとんどありません! 私がアレルギー…
小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020が出ましたね。 前回が2017でしたので、3年ぶりの改訂です。 3年前に2017が出たときも、何が変わったのかについてブログに書きました。 2020のガイドラインを読んで思った…
この夏、たくさんの「とびひ」を診ました。 アトピー性皮膚炎の子どもをたくさん診ているためだと思います。 「とびひ」は、医学用語でいうと「伝染性膿痂疹」といいます。 夏の小児科外来ではよくある病気です。 今回は、とびひの治…
兵庫県丹波市の保育士の先生方と食物アレルギーについて勉強する機会を頂きました。 丹波市の13の保育所から、26人の保育士の先生、栄養士の先生、看護師が参加くださいました。 その勉強会を通じて、保育所・幼稚園の食物アレルギ…
前回、オンライン診療について説明しました。 そこでも少しだけ書きましたが、今までのオンライン診療は保険適応できる疾患に制限がありました。 たとえば食物アレルギーは、今までのオンライン診療では保険適応外でした。 それが、2…
牛乳アレルギーではない11歳女子が、湿疹が続くという理由で牛乳IgE検査を受け、結果陽性だったために除去されました。 それまで牛乳を飲んで平気だったのに、医師の勧めで牛乳を除去するようになりました。 7年後、18歳のとき…
今回の質問は、喘息発作に対する経口ステロイドについてです。 外来での幼児の喘息に対する経口ステロイドの適応について迷っています。 処方する場合のステロイドの種類と用量についても、ご教示ください。 喘息発作に対して外来での…
「食物蛋白誘発胃腸症」という言葉を知っていますか? もしくは「消化管アレルギー」という言葉を知りませんか? さすがに最近は「ミルクアレルギー」という言葉は使われていないと思いますが、もし知っていれば同じ病態を指します。 …
ほむほむ先生の「マンガで分かる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア」読了しました。 本書は3度楽しめる、とても深い本でした。 この味わい深さは、行列のできるラーメン屋さんに近いものを感じます。 今回は、「マンガで分かる! …
今回は、アレルギー専門医になって初めてのアレルギーのお話。 アセトアミノフェンと喘息についてです。 「夜間急病センターで小児の外傷患者を診ました。喘息の投薬を受けているため、アレルギーの心配が少ない痛み止めを投与したいと…