2020年春から医師となる人へ。第114回医師国家試験の小児科医視点。
4月になると、1年目の医師となった先生たちが病院にやってきます。 彼らがどのような勉強をしてきたのかを知ることは、彼らを教育する立場からすると重要です。 医師国家試験では、彼らの知識が試されます。 つまり、国家試験の問題…
4月になると、1年目の医師となった先生たちが病院にやってきます。 彼らがどのような勉強をしてきたのかを知ることは、彼らを教育する立場からすると重要です。 医師国家試験では、彼らの知識が試されます。 つまり、国家試験の問題…
2019年2月10日、11日に医師国家試験がありました。 全部で400問、受験生は大変だったと思います。 お疲れ様でした。 私も本日、400問をざっとですが確認しました。 内科、外科、産婦人科、公衆衛生など様々な分野から…
兵庫県立柏原病院は、医師不足による医療崩壊を経験した地方基幹病院です。 医師不足を解消すべく、柏原病院が打ち出した施策は教育改革でした。 初期研修医に優れた医学教育を提供することで、初期研修医が集まり、彼らが専攻医・専門…
「宮崎先生も満点で国試合格したわけじゃないんでしょ?」 「8割取りました」 「2割誤診したって胸張られてもな」 フラジャイル1巻 医師が医療系漫画を読むと、あまりに現場と乖離したストーリーに失笑することがあります。 学校…
2018年2月11日、12日に第112回医師国家試験がありました。 以前まで3日間だったのが、今年から2日間の日程になりましたね。 問題数は500問から400問に減ったものの、1日あたりの問題数は多くなりましたから、受験…
前回、医学部の卒業試験について書きました。 医学部の卒業試験はなかなか過酷で、一部の大学では2割の学生が留年してしまうことを示しました。 卒業試験を合格できれば、晴れて医学部を卒業できます。 ですが、医学部を卒業できても…
大学生活といえば、何を想像しますか? 単位、ゼミ、卒業論文、就職活動。 大学生の生活は、この4つでできているといっても過言ではありません。 ところが、医学部においては、単位もゼミも卒業論文も就職活動すらも、あまり重要な要…
第111回医師国家試験の問題500問を解きました。 私が受けたのは第103回でしたので、8年ぶりに医師国家試験の問題を解いたわけです。 「もう国家試験の問題なんて、解けないんじゃないかな」と思いながら500問解いてみたの…
第111回医師国家試験は500問ありました。 medu4という予備校が出している情報では、そのうち小児科の問題は35問だったとのことです。 意外に少ないなあと思って、私も国家試験の問題を見てみました。 「これは小児科かな…
第111回医師国家試験が2017年2月11日、12日、13日にありました。 そして3月17日に合格発表がありました。 新卒の合格率は91.8%、既卒の合格率は54.3%、総計で88.7%の合格率でした。 医師でない人がこ…