インフルエンザで熱性けいれん!?症例提示part1。
熱性けいれんに関する部分だけを読みたい場合は、part2から読み始めてください。 インフルエンザの症例提示 高熱と咳と鼻水 みくちゃんは3歳の女の子です。 年末にインフルエンザの予防接種を予定していましたが、かぜをひいて…
熱性けいれんに関する部分だけを読みたい場合は、part2から読み始めてください。 インフルエンザの症例提示 高熱と咳と鼻水 みくちゃんは3歳の女の子です。 年末にインフルエンザの予防接種を予定していましたが、かぜをひいて…
2018年4月更新(2歳未満におけるワクチン有効性を追加) インフルエンザワクチンは任意接種です。 予防接種するのも自由ですし、予防接種しないのも自由です。 接種するかどうかをお父さん・お母さんが決められる。 これが任意…
「小児科研修医 必殺技」でGoogle検索してみましょう。 2017年1月現在では、仮面ライダーエグゼイドがヒットします。 後にも先にも、小児科医が正義のヒーローになれる物語はもうないでしょうから、放送しているこの時期に…
「では、モシモシしますね」 小児科外来における、診察の一場面です。 ですが、このありふれた診察にも、小児科医にテクニックが秘められています。 今日は、診察の順番について書きます。 問診の次に行うのが診察 病気の子どもを連…
川崎病の診断基準 川崎病の診断は実にシンプルです。 熱が5日以上続く。 手のひら、足の裏が赤くなり。手足が硬く腫れる。 全身に発疹が現れる。 白目が赤くなる。 口唇、のど、舌が赤くなる。 首のリンパ節が腫れる。 このうち…
川崎病は本当によく出会う小児科疾患の一つです。 私が明石医療センターに勤務しているときの経験でも、年間20人くらいの子どもが川崎病で入院します。 明石市は年間2500人ほどの出生数があり、市内の中核病院としては明石市民病…
2018年4月3日、補足を加えました。 川崎病の具体的な症例提示。 たかし君は3歳の男の子です。 発熱1日目 ある日、39度の熱が出たため、近くの小児科を受診しました。 小児科の先生にそう言われ、解熱薬を処方されました。…
2018年4月3日更新:筆者の雑感を追記しました。 医療情報を分かりやすくお伝えできれば、という想いで始めた当サイト。 現在1年以上続けていられます。 この記事は当サイトにおいて、一番最初に書いた記念すべき記事です。 今…