小児科は身近な場所。

小さな子どもはよく病院を受診する

子育てをしたことがあれば、必ず小児科を受診したことがあると思います。

熱が出た、吐いてしまった、咳が止まらない……など。
自分がそうなら「市販薬でちょっと様子をみようかな」と思えることであっても、わが子であったらあわててしまいませんか?

5歳未満の受診率は成人の2倍以上

平成23年度の厚生労働省の調査でも、乳幼児の外来受診率は高いことが明らかにされています。

特に5歳未満の子どもは受診率が高く、65歳以上の高齢者の受診率には及ばないものの、20~50歳の病院受診率の2倍以上であると報告されています。

20~50歳の世代のことを成人期と呼びますが、この世代は基本的に健康で体力もあります。
ちょっとした発熱くらいなら、健康ドリンクを飲んで暖かくして早めに寝れば、次の日には元気になってしまいます。
なかなか元気にならなくても、仕事や子育てが忙しくて病院を受診する時間がありません。
市販の解熱鎮痛薬を使ってだましだまし様子を見ているうちに、だんだんとよくなってしまうことがほとんどです。

わが子の具合が悪いと自分以上に心配

ですが、可愛いわが子が熱で寝込んでしまって、ご飯も食べられず、やっとの思いで飲み込んだお粥を全部吐き出してしまったら……。

子どもの回復力・生命力は大人よりもずっと高いので、暖かくして一晩様子を見れば、すぐに良くなってしまうことがほとんどです。
それでも、親というのは子どものことが心配になってしまいます。
ちょっとした「かぜ」だろうと頭の中で理解しつつも、急いで小児科に駆け込んだという経験がある人もいるでしょう。

元気な子も必ず小児科を受診する

幸いにも、「うちの子は病気知らずなんです」というケースもあります。
健康的な子どもというのは、親からしても小児科医からとしても喜ばしいことです。

それでも、健診や予防接種で小児科を受診しているはずです。

まとめ

  • 乳幼児の受診率は高い。
  • 親は自分の体調よりも、わが子の体調のほうが心配。
  • 病気でなくても健診や予防接種で小児科には受診する。
  • 小児科はすべての子どもにとって身近な存在である。

かぜを引きやすい子、かぜをひきにくい子、何か持病がある子、何も持病がない子、そのすべてが必ず小児科を受診しています。
逆にいうと、すべてのお父さん・お母さんは、わが子を小児科に連れていったことがあるのです。

必ずわが子を連れていったことがあるという意味で、ディズニーランドやUSJよりも小児科のほうが身近な存在といえるかもしれません。

次は、小児科にわが子を受診させるときに、お父さん・お母さんが感じやすい「不安」について書きます。

その小児科で大丈夫?子どもを受診させる不安と克服法。

2017.01.28