マスクは子どものコミュニケーション能力を低下させるのか。
産経新聞の記事に、こんなことが書いてありました。 都医師会理事で小児科医の川上一恵氏は「(子供は)喜怒哀楽を相手の表情や言葉を聞くことで覚えていくが、(マスク着用の)影響が5年先、10年先に出てくるのではないか」と不安視…
産経新聞の記事に、こんなことが書いてありました。 都医師会理事で小児科医の川上一恵氏は「(子供は)喜怒哀楽を相手の表情や言葉を聞くことで覚えていくが、(マスク着用の)影響が5年先、10年先に出てくるのではないか」と不安視…
小児輸液のトリセツを読みました。 前半の「ナトリウム量」に注目しがちですが、後半の「ナトリウム濃度」も秀逸でした。 今日は、小児輸液のトリセツの感想を書きます。 ナトリウム量 本書の前半のポイントは「ナトリウム量」です。…
「アトピー性皮膚炎を根本的に治したいです。原因はなんですか?」 外来では、こういう質問を時々受けます。 今回は、アトピー性皮膚炎の原因、そして根本治療について相談されたとき、私がどう答えているかを書きます。 質問の背景を…
過去を振り返り、未来に馳せ、そして現在を助ける。 「マスト&ベスト」は、そんな一冊でした。 今回は、「フローチャートで学ぶ! 小児感染症診療マスト&ベスト」の感想を書きます。 小児感染症診療に関連する80のフローチャート…
熱性けいれんの予後に関する新しい報告がありました。 今回は、熱性けいれんの予後について書きます。 熱性けいれんの予後 今回紹介する論文は、こちらです。 Evaluation of Long-term Risk of Ep…
2022年4月に、小児科の専攻医(医師3-5年目)を対象にした本を出版します。 めざせ即戦力レジデント! 小児科ですぐに戦えるホコとタテ 小児科ではコモンなディジーズの診かた 目次や魅力については、こちらに書きました。 …
2022年4月中旬に、新刊が出ます。 「めざせ即戦力レジデント! 小児科ですぐに戦えるホコとタテ 小児科ではコモンなディジーズの診かた」という、とんでもなく長いタイトルです。 あまりに長いので、「即戦力レジデント小児科」…
今回は、センシティブな内容を取り扱います。 ウクライナのマリウポリ産科小児科病院がロシアに空爆され、母児が死亡したというニュースを読みました。 ロシア軍のウクライナ産科病院爆撃で胎児を殺された絶望の母親も死亡 記事内では…
田舎の病院あるある、なのですが。 小児科医だからといって、子どもだけを診ているわけではありません。 私は夜間当直時は、大人も診ていました。 自宅で転倒して歩けなくなった年配の人とかも、とりあえず診ていました。 すぐに整形…
世間はコロナばかりなので、普段の小児診療を忘れてしまいそうです。 こういうときだからこそ、コロナ以外の疾患の勉強もしっかりしなければ、と思います。 というわけで、今回紹介するのは、久しぶりに川崎病の論文です。 小林スコア…