卒業論文がない医学部。卒業試験の意義を考える。
前回、医学部の卒業試験について書きました。 医学部の卒業試験はなかなか過酷で、一部の大学では2割の学生が留年してしまうことを示しました。 卒業試験を合格できれば、晴れて医学部を卒業できます。 ですが、医学部を卒業できても…
前回、医学部の卒業試験について書きました。 医学部の卒業試験はなかなか過酷で、一部の大学では2割の学生が留年してしまうことを示しました。 卒業試験を合格できれば、晴れて医学部を卒業できます。 ですが、医学部を卒業できても…
第111回医師国家試験の問題500問を解きました。 私が受けたのは第103回でしたので、8年ぶりに医師国家試験の問題を解いたわけです。 「もう国家試験の問題なんて、解けないんじゃないかな」と思いながら500問解いてみたの…
第111回医師国家試験は500問ありました。 medu4という予備校が出している情報では、そのうち小児科の問題は35問だったとのことです。 意外に少ないなあと思って、私も国家試験の問題を見てみました。 「これは小児科かな…
私は神戸大学附属病院で初期研修をしました。 一番最初に研修したのが総合診療科です。 そのとき、私を指導してくれた金澤健司先生(現加古川中央市民病院総合内科)から言われた言葉の一つが「一日一つ賢くなりなさい」でした。 本当…
医者になったとき、私は「一人でも多くの患者さんを診たい」という気持ちでした。 研究するよりも、臨床のほうが興味がありました。 ですが最近は、研究と臨床は必ずしも二者択一ではないと考えるようになりました。 研究することで、…
2014年度の小児科専門医試験の臨床問題についてです。 専門医試験の勉強方法についてと、一般問題については、以前に記事を書きましたので、併せてお読みください。 臨床問題は90分で40問を解きます。 そのうち思い出せた35…
私は2014年度の小児科専門医試験を受験しました。 もう3年も前のことですので、ほとんど覚えていませんが、覚えている範囲内で問題を復元してみようと思います。 注意点ですが、小児科専門医試験は過去問と同じ問題が出るわけでは…
2017年7月17日追記。 専門医をめざす! 小児科試験問題集(改訂第2版) が出版されましたので、記事でに追加しました。 小児科専門医試験は、筆記試験と、症例要約と、面接で合否が決まります。 どれが一番大事かと言えば、…
小児科医6年目にとって、大きな難関となるのが小児科専門医試験です。 ほとんどの小児科医が合格するのですが、2割から3割くらいの人は落ちます。 現場で一生懸命頑張っていれば合格できるというものではありません。 幅広い分野で…
少しでも気軽に論文を投稿しようというこのコーナー。 前回は、Pediatrics Internationalの投稿規定について書きました。 今回は、実際に投稿するステップを紹介します。 参考文献をMendeleyに登録す…