風邪に抗菌薬が効くと考えている親はどれくらいいるか?
機動戦士ガンダム ©創通・サンライズ AMRを知っていますか? Antimicrobial resistance、つまり薬剤耐性菌のことです。 アムロ・レイのことではないです(こういうポスター、好きですが)。 AMR対策…
機動戦士ガンダム ©創通・サンライズ AMRを知っていますか? Antimicrobial resistance、つまり薬剤耐性菌のことです。 アムロ・レイのことではないです(こういうポスター、好きですが)。 AMR対策…
今回は子どものアレルギー性鼻炎のお話です。 小児科医が診ている代表的なアレルギー疾患は次の4つです。 アトピー性皮膚炎 食物アレルギー 気管支喘息 アレルギー性鼻炎 今回は、4のアレルギー性鼻炎に対する治療に、私の中で大…
テレビをつけるとインフルエンザに関する報道ばかりされていますが、その陰に隠れてRSウイルスによる気管支炎や肺炎の入院もいます。 RSウイルスの典型的な経過はここに書きました。 RSウイルス感染症の基本治療は次の4点です。…
おたふくかぜ。 流行性耳下腺炎ともムンプスウイルス感染症とも呼ばれるこの病気は、1000人に1人の割合で難聴を引き起こします(小児科臨床64: 1057, 2011年)。 おたふくかぜはワクチンによって予防するが可能です…
突然ですが、「おたふくかぜの予防接種」をお子さんは何回接種しましたか? または何回する予定ですか? 0回 1回 2回 3回 0回という人もいるでしょう。 おたふくかぜワクチンは定期接種ではなく、「任意接種」です。 任意接…
大晦日ですね。 今年1年の締めくくりは、気管支喘息の話題にしたいと思います。 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017が2017年11月に発行されました。 以前のガイドラインは2012ですので、5年ぶりの改定です。 …
小児科外来や耳鼻科外来で、子どもが吸入治療を受けたという経験をお持ちのお母さんは多いと思います。 病院では、咳やぜーぜーとした喘鳴に対して吸入をします。 いっぽうで、気管支喘息のために、毎日自宅で子どもに吸入させているご…
2017年12月16日、17日と横浜の総合アレルギー講習会に行ってきました。 喘息の子どもに対して、どのような吸入指導をすればいいかを学びました。 初めて知ったのは、喘息治療管理料2でスペーサーを保護者にお渡しできるとい…
子どもは好奇心旺盛で、よく動き回ります。 何でも口に入れることで、身の回りの世界を探求しています。 そして大人の行動を真似します。 このような特徴のある子どもは、親が飲んでいる薬を誤って飲んでしまうことがあります。 大人…
薬物中毒に対する活性炭投与。 この効果をめぐって、挑発的とさえ思えるほど強いインパクトで書かれたレビューがあります。 Sometimes mistakenly characterized as a ‘universal …