生後3か月、便に血のようなものが混じっていて心配です。
赤ちゃんを診察していると、血便に対する相談を時々受けます。 今回は、生後6か月未満の血便について書きます。 まず確認すること 母乳メインか粉ミルクメインかを確認しましょう。 また、体重の推移も確認しましょう。 母乳メイン…
赤ちゃんを診察していると、血便に対する相談を時々受けます。 今回は、生後6か月未満の血便について書きます。 まず確認すること 母乳メインか粉ミルクメインかを確認しましょう。 また、体重の推移も確認しましょう。 母乳メイン…
食物アレルギーは、「除去して治す」という戦略と、「食べて治す」という戦略が存在します。 この2つは矛盾するようで、時間軸でのズレが存在するために矛盾しません。 場合によっては、「まずは除去し、それから食べて治しましょう」…
卵アレルギーを「玉子アレルギー」と書かれると、なんだかぞわぞわします。 卵と玉子の違いって何なんでしょう。 こういう疑問は他にもあります。 コンソメとブイヨン。 いくらと筋子。 サイダーとソーダ。 そうめんと冷や麦。 違…
突然ですが、節分の豆まきで何をまきますか? 「いや、豆でしょ」 という心無いツッコミもありそうですが、東北や北海道では落花生、すなわちピーナッツをまいています。 宮崎や鹿児島もピーナッツをまいているという情報があります。…
尿路感染症。 小児科では肺炎の次に注意すべき細菌感染症です。 発熱を伴う尿路感染症は、いくつかのタイプがあります。 腎盂腎炎 急性巣状細菌性腎炎(AFBN) 腎膿瘍 膿腎症 腎盂腎炎については、こちらの記事で書きました。…
RSウイルスは2歳までにすべての子どもが100%経験する感染症です。 RSウイルスにかかることなく生きていくことは決してできません。 それくらい巷で流行しているRSウイルスですが、1年中かかりやすいのかというとそうではあ…
流行性耳下腺炎(ムンプス)は急性の自然に軽快する感染症であり、かつてはよくみられたが、現在はワクチンの普及によって先進国ではまれな疾患である。 ネルソン小児科学 アメリカでは2003年頃まで年間300人未満しか発症しない…
小児科医にとって鼠径ヘルニアといえば、1歳未満の男の子です。 女の子の鼠径ヘルニアは珍しいというほどではないですが、少ないです。 今回は女児の鼠径ヘルニアについて、気をつけるべきことを書きます。 鼠径ヘルニアの発生頻度 …
1歳6か月健診をしていると、O脚の子どもをよく見かけます。 O脚とは、足首をそろえて立ったとき、両膝が外側に膨らんで、膝のあいだが開いてしまうことをいいます。 いっぽうで3歳健診をしているとX脚の子どもを時々見ます。 X…
何かを言葉に置き換えるというのは、難しいものです。 ワインの味や香りを景色や音楽にたとえながら表現する評論家は尊敬に値します。 犬の鳴き声を表現する場合、どのように書くと伝わりやすいでしょうか。 「ワンワン」が一般的な日…