アトピー性皮膚炎の診断。私はこのように診断している。
久々の更新となりました。 理由はいくつかあります。 単純に忙しかったというのもあります。 COVID-19診療は患者数以上に時間と労力を奪いました。 また、2022年はすごくたくさんの仕事を依頼されました。 講演、監修、…
久々の更新となりました。 理由はいくつかあります。 単純に忙しかったというのもあります。 COVID-19診療は患者数以上に時間と労力を奪いました。 また、2022年はすごくたくさんの仕事を依頼されました。 講演、監修、…
今回は、センシティブな内容を取り扱います。 ウクライナのマリウポリ産科小児科病院がロシアに空爆され、母児が死亡したというニュースを読みました。 ロシア軍のウクライナ産科病院爆撃で胎児を殺された絶望の母親も死亡 記事内では…
お子さんが成長して離乳食の時期になると、新しい食べ物に日々挑戦することになります。 「今日から卵を始めてみよう」 という日が、必ずやってきます。 そのとき、ちょっと口周りが赤くなってしまったり、もしくはアレルギーが怖くて…
「発熱で敗血症を推定しようとしていた時代は確かにあった。SIRSといってね。2015年までは、たとえば発熱38℃と白血球12000あれば敗血症だったよ」 「今は呼吸数と意識状態と血圧です」 子どもの診かた、気づきかた 小…
卒乳、断乳。 小児科医をしていると、よく相談されます。 今回は、卒乳・断乳について私がどう答えているのか、という経験的なお話です。 卒乳と断乳の違い 断乳や卒乳は、母乳または育児用粉ミルクを「完全にやめた状態」を指すのだ…
本日の質問はこちら。 シンプルですが、すごく深い質問です。 溶連菌感染症は急性腎炎を引き起こす可能性があるため、溶連菌性咽頭炎後に尿検査をすることで急性腎炎を早期に診断しようという考え方は、100年以上前からありました。…
全身の発疹で来院した患者。 風疹・麻疹・その他の中毒疹の鑑別で迷いました。 良い鑑別方法があれば教えてください。 今日のお便りはこちらです。 小児の発疹って難しいですよね。 今日は、小児の発疹にどう向き合うかという、心構…
「秋に喘息発作が多い」というのは多くの人が知っていることでしょう。 当院も、この10月11月は喘息発作で入院するお子さんが多くいました。 「どうして秋に喘息発作が多いのか」については、ほむほむ先生が分かりやすく解説してく…
当院小児科では、研修医の先生にもできるだけ小児科外来を経験して欲しいと考え、その機会を提供しています。 研修医の先生が診察している様子を指導医がそっと見守るという方針です。 その中で、こんなやりとりがありました。 研修医…
食物アレルギーの「診断」はどうやってするのでしょうか。 食物アレルギーの診断は、次の2点を証明することで確定する。 ① 特定の食物により症状が誘発されること。 ② それが特異的IgE抗体など免疫学的機序を介する可能性があ…