小児腎盂腎炎の抗生剤投与経路と期間。いつから飲み薬にしますか?
シンプルなカゼに抗生剤は必要ありません。 しかし、抗生剤が必要となる病気はあります。 腎盂腎炎は細菌性肺炎に次いで、抗生剤が必要となる子どもの病気です。 細菌性肺炎に対する抗生剤の投与経路や期間については日本でもガイドラ…
シンプルなカゼに抗生剤は必要ありません。 しかし、抗生剤が必要となる病気はあります。 腎盂腎炎は細菌性肺炎に次いで、抗生剤が必要となる子どもの病気です。 細菌性肺炎に対する抗生剤の投与経路や期間については日本でもガイドラ…
尿路感染症。 小児科では肺炎の次に注意すべき細菌感染症です。 発熱を伴う尿路感染症は、いくつかのタイプがあります。 腎盂腎炎 急性巣状細菌性腎炎(AFBN) 腎膿瘍 膿腎症 腎盂腎炎については、こちらの記事で書きました。…
2017年8月、埼玉と群馬でポテトサラダを食べた人が病原性大腸菌O157に感染しています。 今回は、O157と溶血性尿毒症症候群について書きます。 医師国家試験におけるO157と溶血性尿毒症症候群 2歳の女児。 4日前か…
2017年8月7日追記。 ステロイドの投与量と期間について追記しました。 上の画像は第102回国家試験で出題されたIgA血管炎に関する問題の図です。 IgA血管炎は医学生でも知っているメジャーな病気です。 ヘノッホ・シェ…
感染後の急性糸球体腎炎。 急性糸球体腎炎の子どもが入院したら、小児科医は次のように説明するでしょう。 「お子さんはおそらく感染後の急性糸球体腎炎だと思われます。8週間以内に補体が回復してくるようであれば大丈夫です。ですが…
溶連菌にかかったことはありますか? もしあれば、溶連菌が治った2週間後に「おしっこの検査を受けに来てください」と指示されたことがあるかもしれません。 以前に溶連菌の症例を書きました。 その記事に登場するたかし君も、溶連菌…