学校の心臓健診でQT延長と言われたときに最初にする3つの確認。
2017年6月4日更新。 (正しいQT時間の求め方について、別記事で詳細な説明を追加しました) 学校心臓健診、というのがあります。 平成6年12月から小学校1年生、中学校1年生、高等学校1年生全員に心電図検査が義務付けら…
2017年6月4日更新。 (正しいQT時間の求め方について、別記事で詳細な説明を追加しました) 学校心臓健診、というのがあります。 平成6年12月から小学校1年生、中学校1年生、高等学校1年生全員に心電図検査が義務付けら…
年間1000人の赤ちゃんが生まれる病院に勤務していると、毎日黄疸の赤ちゃんが小児科に入院してきます。 毎日毎日のことなので、評価(私たちはアセスメントとよく言います)がおろそかになりがちです。 実際におろそかにならないよ…
小児科は生まれたばかりの赤ちゃんも診ています。 いわゆる「新生児」という分野です。 新生児でもっとも多くみられるのが「新生児黄疸」という病気です。 新生児黄疸の原因については、こちらの記事に書きましたので、併せてお読みく…
乳房腫大で外来を受診されるケースは時々経験します。 このケースは4パターンに分けられます。 生まれたばかりの赤ちゃん 生後6か月から3歳までの女の子 6歳から8歳までの女の子 10歳から15歳の男の子 疾患の詳しい知識に…
今回の記事は、当ブログが一番最初に投稿した「小児科は身近な場所」の続きにあたる記事です。 まだ読んでおられない場合は、併せて読んでくださると嬉しいです。 今回の記事では、小児科に対する不安と、その不安を和らげる方法につい…
子どもの内分泌疾患はそれほど多くはありません。 それでも外来で遭遇しやすい内分泌疾患があります。 私が遭遇したことのある内分泌疾患を、その頻度順に列挙してみます。 アセトン血性嘔吐症(自家中毒) 低身長 クレチン症 乳房…
少しでも気軽に論文を投稿しようというこのコーナー。 前回は、Pediatrics Internationalの投稿規定について書きました。 今回は、実際に投稿するステップを紹介します。 参考文献をMendeleyに登録す…
ロタウイルスは3月から5月くらいに流行します。 5歳未満の子どもにおいて、年間1億1100万例以上の下痢を起こします。 嘔吐から脱水になって、年間約50万人の子どもが亡くなっているとネルソン小児科学には書かれています。 …
母乳と粉ミルク、どちらのほうが赤ちゃんにとってよいのでしょうか。 おそらくほとんどのお母さんが、母乳のほうが赤ちゃんにはいいだろうと思ってるはずです。 厚生労働省の「平成17年度乳幼児栄養調査」でも、「粉ミルクで育てたい…
2017年4月28日追記。 エムラクリームについて追記しました。 子どもは2歳までに何回の予防注射をすると思いますか? Hib4回、肺炎球菌4回、B型肝炎3回、四種混合4回、BCG1回、麻疹風疹1回。 水ぼうそう2回と、…