ヒトメタニューモウイルスの重症化因子と臨床的特徴。
2017年4月。 柏原病院小児科の外来は、ヒトメタニューモウイルス肺炎とロタウイルス性胃腸炎の子どもがたくさん受診しています。 4月と言えば、ロタウイルスかヒトメタニューモウイルスです。 今回はヒトメタニューモウイルスに…
2017年4月。 柏原病院小児科の外来は、ヒトメタニューモウイルス肺炎とロタウイルス性胃腸炎の子どもがたくさん受診しています。 4月と言えば、ロタウイルスかヒトメタニューモウイルスです。 今回はヒトメタニューモウイルスに…
5年くらい前のことです。 友達から電話がかかってきました。 「10か月の子どもに蜂蜜あげてしまったんだけど、病院行ったほうがいい?」 乳児ボツリヌス症を心配して、小児科医である私に連絡してきたのです。 「子どもが元気にし…
溶連菌にかかったことはありますか? もしあれば、溶連菌が治った2週間後に「おしっこの検査を受けに来てください」と指示されたことがあるかもしれません。 以前に溶連菌の症例を書きました。 その記事に登場するたかし君も、溶連菌…
「鼻炎の薬も、もらえますか?」 「ああ、いいですよ」 アレロックを出して終了。 フォローはしない。 これが、一般的な小児科医のアレルギー性鼻炎診療なのではないでしょうか。 アレルギー性鼻炎に対する小児科の役割 私の外来は…
アメリカでは年間240万人のカンピロバクター感染があり、細菌性腸炎の中では最多とされています。 「こんなにもポピュラーな病気について、あらためて記事にして、何か意味があるのか」と思いますよね。 ですが、カンピロバクターっ…
東播小児臨床談話会に行ってきました。 東播というのは「東播磨地域」という意味で、加古川市や明石市などが含まれます。 テーマは児童虐待です。 兵庫県立尼崎総合医療センターの米原敏郎先生が講演してくださいました。 講演の内容…
最近、小児科外来でも「ヒトメタニューモウイルス陽性」という検査結果が出てくるようになりました。 小児科医にとって「もうすぐ春が来るなあ」と感じるときです。 小児科医は日々の外来で季節の移り変わりを感じているのですけれど、…
今日は、中学校の先生たちと不登校の子どもについて意見を交わすことができました。 学校の先生が生徒の心の機微をしっかり捉えて、深く考えてくださっていることが分かり、大変心強く思いました。 有意義な面談だったと思います。 不…
松野莉奈さんが18歳の若さで突然死しました。 小児科医は「命が生まれる瞬間」にはよく立ち会います。 ですが「命が消える瞬間」は比較的遭遇しにくいです。 子どもは生命力が強く、高齢者を多く診る内科医、外科医に比べて「死」に…
起立性調節障害は、どのお医者さんに診てもらえばよいのでしょうか。 普通の小児科。 循環器専門医。 神経専門医。 心身症認定医。 精神科・心療内科。 起立性調節障害は循環器の病気だともいえますし、神経の病気ともいえますし、…