子供の気管支炎をレントゲンで診断できますか?
日常診療の一コマです。 このとき小児科医は何を考えていると思いますか? ちょっと小児科医の頭の中を覗いてみましょう。 どうでしょうか。 おそらく、一般的なお母さんの気持ちとは違うのでないのでしょうか。 レントゲン検査はと…
日常診療の一コマです。 このとき小児科医は何を考えていると思いますか? ちょっと小児科医の頭の中を覗いてみましょう。 どうでしょうか。 おそらく、一般的なお母さんの気持ちとは違うのでないのでしょうか。 レントゲン検査はと…
「牛乳アレルギー」をgoogleで検索してみます。 Wikipediaがヒットしました。 牛乳アレルギー(ミルクアレルギー)は、動物(牛に限らない)の乳に含まれる成分に対するアレルギー反応である。多くの場合、牛乳に含まれ…
2017年3月15日に更新。 「マイコプラズマ肺炎は、場合によっては第3種の感染症に含まれる、その他の感染症」という表記が正確であるため、修正しました。 発熱と咳で受診した5歳の子どもで、レントゲンやマイコプラズマ抗原検…
溶連菌感染症は小児科医泣かせです。 溶連菌診療はすごく難しいのです。 「溶連菌なんて、のどを見れば分かります。抗生剤出して、2週間後に尿検査して、それでOKでしょう?ちっとも小児科医泣かせじゃないですよ」 まあ、そうなん…
「子どもが2~3日に1回しか便が出ないんです」 「2~3日に1回は便が出てるんですね。水分と食物繊維をしっかり摂るようにして、様子をみましょう」 「お薬とかは出ないんですか?」 「まだ必要ないと思いますよ」 小児科外来で…
92cm。 この数字が何を指すか知っていますか? これは、ユニバーサルスタジオでスヌーピーのグレート・レース(ワンダーランドの中にある室内コースター)に乗るために必要な身長です。 乗ったことがある人は知っていると思います…
「鼻水が出ているので、RSウイルスの検査をするように保育園に言われました」 3歳の男の子のお母さんが、診察室に入るなりこう切り出しました。 男の子は確かに鼻水が出ています。 少し黄色っぽい鼻水です。 元気な表情で、目の輝…
命を救うことを目標として診療にあたっていますが、どうしても救えない命にも遭遇します。 長い闘病生活の末に亡くなるというケースもありますが、突然死のように誰も予期しえなかった死というケースもあります。 2017年2月8日に…
乳幼児健診の目的は、子どもの健康を維持することです。 きちんと成長しているかを第三者の目で確認する、とても大切な健診です。 ですが、「わが子が異常かどうか確認される」という健診にプレッシャーを感じることはありませんか? …
小児科医は子どもの総合医であることや、総合医であるためには高い診断能力が必要であることは、こちらの記事に書きました。 今回は、診断能力以外で小児科医に求められる能力について書きます。 すべての病気を治療できる必要はない …