インフルエンザA型とインフルエンザB型に違いはありますか?
現在のインフルエンザ診断キットは、A型/B型を別々に判定してくれるということは皆さんご存知だと思います。 ですが、インフルエンザA型とインフルエンザB型に区別することに、どれだけの意味があるのでしょうか。 「Aのほうが熱…
現在のインフルエンザ診断キットは、A型/B型を別々に判定してくれるということは皆さんご存知だと思います。 ですが、インフルエンザA型とインフルエンザB型に区別することに、どれだけの意味があるのでしょうか。 「Aのほうが熱…
流行性耳下腺炎(ムンプス)は急性の自然に軽快する感染症であり、かつてはよくみられたが、現在はワクチンの普及によって先進国ではまれな疾患である。 ネルソン小児科学 アメリカでは2003年頃まで年間300人未満しか発症しない…
おたふくかぜ。 流行性耳下腺炎ともムンプスウイルス感染症とも呼ばれるこの病気は、1000人に1人の割合で難聴を引き起こします(小児科臨床64: 1057, 2011年)。 おたふくかぜはワクチンによって予防するが可能です…
突然ですが、「おたふくかぜの予防接種」をお子さんは何回接種しましたか? または何回する予定ですか? 0回 1回 2回 3回 0回という人もいるでしょう。 おたふくかぜワクチンは定期接種ではなく、「任意接種」です。 任意接…
大晦日ですね。 今年1年の締めくくりは、気管支喘息の話題にしたいと思います。 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017が2017年11月に発行されました。 以前のガイドラインは2012ですので、5年ぶりの改定です。 …
丹波市に赴任してから、アレルギーに関する講演の話をよく頂きます。 とても光栄なことです。 2017年12月26日、丹波地区学校給食研究協議会研修会で講師を務めさせて頂きました。 この講演を通じて、学校と食物アレルギー診療…
小児科外来や耳鼻科外来で、子どもが吸入治療を受けたという経験をお持ちのお母さんは多いと思います。 病院では、咳やぜーぜーとした喘鳴に対して吸入をします。 いっぽうで、気管支喘息のために、毎日自宅で子どもに吸入させているご…
2017年12月16日、17日と横浜の総合アレルギー講習会に行ってきました。 喘息の子どもに対して、どのような吸入指導をすればいいかを学びました。 初めて知ったのは、喘息治療管理料2でスペーサーを保護者にお渡しできるとい…
小児科医にとって鼠径ヘルニアといえば、1歳未満の男の子です。 女の子の鼠径ヘルニアは珍しいというほどではないですが、少ないです。 今回は女児の鼠径ヘルニアについて、気をつけるべきことを書きます。 鼠径ヘルニアの発生頻度 …
子どもは好奇心旺盛で、よく動き回ります。 何でも口に入れることで、身の回りの世界を探求しています。 そして大人の行動を真似します。 このような特徴のある子どもは、親が飲んでいる薬を誤って飲んでしまうことがあります。 大人…