小児科医がアルピニー坐剤を実際に切ってみた。
子どもが熱を出して、小児科に連れて行ったという経験がある親は多いと思います。 小児科医の立場からしても、理由が「発熱」である受診はとても多いです。 発熱に対して、解熱薬を使うことがあります。 その解熱薬は、おとなだったら…
子どもが熱を出して、小児科に連れて行ったという経験がある親は多いと思います。 小児科医の立場からしても、理由が「発熱」である受診はとても多いです。 発熱に対して、解熱薬を使うことがあります。 その解熱薬は、おとなだったら…
2019年2月10日、11日に医師国家試験がありました。 全部で400問、受験生は大変だったと思います。 お疲れ様でした。 私も本日、400問をざっとですが確認しました。 内科、外科、産婦人科、公衆衛生など様々な分野から…
気管支炎や肺炎という言葉は聞いたことがあると思いますが、「細気管支炎」というフレーズはなかなか聞き慣れないと思います。 細気管支炎とは、気管支の末梢、つまり気管支がさらに細くなったところに起きる感染症です。 生後6か月未…
もうすぐ、スギ花粉の季節ですね。 アレルギー性鼻炎は日本人の39.4%にみられ、通年性は23.4%、スギ花粉によるものは26.5%です1)。 舌下免疫療法とは、スギやダニのエキスを食べることで、そのアレルギーを治すという…
KID先生、ほむほむ先生が今年の抱負を述べておられましたので、便乗して私も抱負を書きます。 このブログで抱負を公開するのは初めてですが、実は毎年抱負を立てています。 基本的に、3年後くらいまでの抱負を立てるようにしていま…
オーストラリアの報告では、食物アレルギーで診断された非加熱卵に対する卵アレルギーの有病率は、1歳時点で8.9%です。 Prevalence of challenge-proven IgE-mediated food al…
2018年12月15日-16日、第5回総合アレルギー講習会に行ってきました。 第3回から私は参加していて、今回で3回目です。 今回は初めての大阪会場での参加です(いつもは横浜でした)。 会場が近かったので、10月のアレル…
子どもが病院を受診するもっとも多い理由は発熱です1)。 したがって、小児科医は発熱時の対応を上手に説明できることが求められます。 私の印象では、多くの保護者が「熱があるときはお風呂に入ってはいけない」と思っています。 そ…
現在私は、初期研修医の先生や、総合診療医の先生が、子どもを診るときに役立つ本を作っています。 熱性けいれんは子どもの救急で非常によく出会いますから、熱性けいれんに関する知識は大切です。 そのため、熱性けいれんに関する記載…
インフルエンザの予防接種ができるのは、生後6か月からです。 では、生後6か月未満、すなわち生まれたばかりの赤ちゃんをインフルエンザから守るためにはどうすればいいでしょうか。 今回は、お母さんがインフルエンザの予防接種をす…