子どもに苦い薬を飲ませる方法。小児科医が奨める最高のマリアージュ。
2017年9月18日追記。 ひよこクラブの「薬ガイドbook」の情報を追加しました。 6歳くらいまでの子どもは、カプセルや錠剤で薬を飲むことができません。 粉薬やシロップで飲むことになります。 粉薬やシロップは、舌の上に…
2017年9月18日追記。 ひよこクラブの「薬ガイドbook」の情報を追加しました。 6歳くらいまでの子どもは、カプセルや錠剤で薬を飲むことができません。 粉薬やシロップで飲むことになります。 粉薬やシロップは、舌の上に…
オーケン「冬用の品は高いんですよ。需要と供給の関係」 クリストフ「需要と供給の関係で俺の商売はあがったりだ」 アナ「まあ、氷は売れそうにないわね」 アナと雪の女王 いくら供給しても、需要がなければ意味がないわけです。 ど…
所見の賞味期限 瞬間的に表れて、すぐに消えてしまうという所見があります。 たとえば肺炎で入院している子どもがいます。 朝に皮下気腫を起こしていて、肩からのどにかけて「握雪感」という押すとぎゅっぎゅっと音がする所見がありま…
今回の記事は、当ブログが一番最初に投稿した「小児科は身近な場所」の続きにあたる記事です。 まだ読んでおられない場合は、併せて読んでくださると嬉しいです。 今回の記事では、小児科に対する不安と、その不安を和らげる方法につい…
個人情報の保護がいっそう求められている昨今。 医者に守秘義務があることはご存じだと思います。 ですが、すべてを守秘することは、誰かを不幸にしてしまうかもしれません。 虐待された子どもが熱傷で救急外来に来たとき、親が「虐待…
外来担当表の疑問 病院のホームページをみると、外来の診察担当表というのがたいてい書いてあります。 月曜日の午前の1診は○○先生で、2診は□□先生で……という具合です。 たとえば小児科医が5人いる病院ですと、外来をしている…
唐突にやってくる救急疾患 飛行機内で「お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか?」というアナウンスが流れる状況は、ドラマの中だけだろうと私は思っていました。 しかし、私の同僚にはこういうシチュエーションに遭遇したものが…
医学部に入ったときの話です。 1年生の、医学総論という授業でのことだったと思います。 「どうして医学部に入りましたか?」と、唐突に聞かれました。 そして授業が始まりました。 それは、医学部1年生の私にとって、鮮烈なもので…
臓器別専門医の時代 頭痛は神経内科で診てもらっていて、胸痛は循環器内科で、腹痛は消化器内科で、腰痛は最初は整形外科だったけど、今はペインクリニックで診てもらっていて……。 年を重ねてくると、このようになってくるかのかもし…
小児科医は子どもの総合医であることや、総合医であるためには高い診断能力が必要であることは、こちらの記事に書きました。 今回は、診断能力以外で小児科医に求められる能力について書きます。 すべての病気を治療できる必要はない …