小児抗菌薬適正使用支援加算に思う不公平感。
最初に断っておきますが、小児抗菌薬適正使用支援加算の導入はとても良いことだと私は感じています。 ただ、私の診療に小児抗菌薬適正使用支援加算が適応されなかったことも事実です。 今回は、小児抗菌薬適正使用支援加算に対しての雑…
最初に断っておきますが、小児抗菌薬適正使用支援加算の導入はとても良いことだと私は感じています。 ただ、私の診療に小児抗菌薬適正使用支援加算が適応されなかったことも事実です。 今回は、小児抗菌薬適正使用支援加算に対しての雑…
「宮崎先生も満点で国試合格したわけじゃないんでしょ?」 「8割取りました」 「2割誤診したって胸張られてもな」 フラジャイル1巻 医師が医療系漫画を読むと、あまりに現場と乖離したストーリーに失笑することがあります。 学校…
丹波市に赴任してから、アレルギーに関する講演の話をよく頂きます。 とても光栄なことです。 2017年12月26日、丹波地区学校給食研究協議会研修会で講師を務めさせて頂きました。 この講演を通じて、学校と食物アレルギー診療…
小児救急。 多くの場合、それは前触れなく突然始まります。 「子どもが突然倒れて、息をしていない。脈も触れない」 そのような救急要請を受けたとき、小児科医は己の知識と技量で立ち向かわなければなりません。 呼吸も心拍も停止し…
「ブラックジャックによろしく」という漫画を知っていますか? 2002年から2006年にかけて連載していた漫画ですので、もう10年以上前です。 私が読んだのも大学生のときでした。 当時は医者ではなかったので、「医者って大変…
病診連携という言葉を知っていますか? 「病」は病院、「診」は診療所を指します。 つまり、病院と診療所とがうまく連携していきましょう、という意味です。 つい先日、柏原病院の近くで開業している小児科や産婦人科にご挨拶に行きま…
最大多数の最大幸福。 個人の生活の目標は「幸福になること」である。 社会とは個人の機械的総和であり、社会の幸福とは個人の最大多数が幸福になることである。 J.ベンサム 『道徳および立法の諸原理序説(1789)』 ブログの…
「おまえは……誰だ……? 俺はどうしてここに来た? あいつに、あいつに会うために来た。助けるために来た。生きていて欲しかった。 誰だ、誰、誰に会いに来た? 大事な人、忘れたくない人、忘れちゃいけない人……! 誰なんだ………
2016年1月、新潟県の後期研修医(2年間の初期研修を終えた医者は、続いて3年間は後期研修医と呼ばれます)が自殺するという事件がありました。 2017年5月31日、新潟労働基準監督署はこの事件について労災認定する方針を決…
兵庫県丹波市をご存知でしょうか。 黒豆が有名です。 あとはマツタケや、イノシシ(ぼたん鍋)も有名です。 名産品で分かるように、丹波市は田舎です。 そんな兵庫県丹波市および丹波市周辺の医療を支えるのが、県立柏原病院です。 …