10月11月12月出産予定者へのインフルエンザの予防接種が赤ちゃんを守る。
インフルエンザの予防接種ができるのは、生後6か月からです。 では、生後6か月未満、すなわち生まれたばかりの赤ちゃんをインフルエンザから守るためにはどうすればいいでしょうか。 今回は、お母さんがインフルエンザの予防接種をす…
インフルエンザの予防接種ができるのは、生後6か月からです。 では、生後6か月未満、すなわち生まれたばかりの赤ちゃんをインフルエンザから守るためにはどうすればいいでしょうか。 今回は、お母さんがインフルエンザの予防接種をす…
私の外来を受診したことがある患者さんは知っている思うのですが、私は「鼻汁吸引」について積極的に指導しています。 私がクマのぬいぐるみを使って鼻汁吸引の方法を指導する姿を目撃した人はたくさんいることでしょう。 小児科ファー…
熱中症はその重症度で3つに分類されます。 熱中症の分類については、こちらの記事で書きました。 当然のことですが、重症度が高いほど、予後は悪くなります。 熱中症III度は内科的緊急事態であり、ネルソン小児科学によると熱中症…
熱中症は、米国の高校生選手の死亡原因として第3番目に多くみられるものである。 ネルソン小児科学第19版 p2800-2802 厚生労働省の統計によると、日本では毎年500-1000人の熱中症による死亡が確認されています。…
「溶連菌感染症の診断治療で苦慮しておりましたところ岡本先生の記事を拝見いたしまして、失礼ではありますがメッセージを送らせていただきました」 ある小児科の先生から、丁寧なメールを頂きました。 それは溶連菌の保菌に対する悩み…
シンプルなカゼに抗生剤は必要ありません。 しかし、抗生剤が必要となる病気はあります。 腎盂腎炎は細菌性肺炎に次いで、抗生剤が必要となる子どもの病気です。 細菌性肺炎に対する抗生剤の投与経路や期間については日本でもガイドラ…
私が医者になる前から、タミフルは10代に原則禁止となっていました。 それが、2018年から10代にもタミフルを処方できるようになる予定とのことです。 タミフルの使用制限で、私は2点困っていたことがありました。 今回の使用…
明日はPALS(子どもの専門的な救急蘇生のことです)のインストラクターをしてきますので、救急の勉強をしています。 そんなとき、このようなニュースを知りました。 4日、舞鶴市内の体育館で行われた大相撲の春巡業では、多々見市…
アトピー性皮膚炎が、すぐに完治するということはありません。 どこを治療のゴールとするかで意味合いが変わってきますが、たとえば「保湿さえ続けていれば湿疹は十分に予防され、ステロイドを塗る必要がない」という状態をゴールとする…
機動戦士ガンダム ©創通・サンライズ AMRを知っていますか? Antimicrobial resistance、つまり薬剤耐性菌のことです。 アムロ・レイのことではないです(こういうポスター、好きですが)。 AMR対策…